日本には日本三景、日本三名瀑、三名城、三名園、三名泉、三大祭り・・など日本三大〇〇という名前が付けられているものがたくさんあります。これは日本独特のものとか・・いつかは行ってみたいですよね~。
その中でも特に興味があり今年制覇した日本三大夜景と日本三大花火について紹介させていただきます。
日本三大夜景
まずは夜景編から
函館山
所在地:北海道函館市元町19-7
アクセス:函館山ロープウェイからロープウェイを利用し山頂へ
営業時間:ロープウエイの営業時間 11/1~4/25 21:00迄 その他 22:00迄
施設料金:ロープウエイ ¥1,160(往復)
函館山から望む、北海道函館市の夜景で函館の独特な地形(女性の綺麗なくびれのような形)を楽しむことができます。
函館に行ったら是非寄りたい夜景スポットです。
また、よく見ると『スキ』『ハート』という文字が隠れているので訪れた際は探してみて下さい。
そして8╱13は函館夜景の日。『や(8)けい(K=トランプの13)』の語呂合わせでその日は市民の協力でより一層輝きが増します。
摩耶山掬星台
所在地:神戸市灘区摩耶山町2-2
アクセス:三宮駅ターミナル前から『摩耶ケーブル下』バス停下車。その後、摩耶ビューライン夢散歩(ケーブル・ロープウエイ)で山上駅へ。夜間はロープウェイが運行していないためマイカーがお勧め。 摩耶山天上寺前の駐車場タイムズから徒歩10分
営業時間:ケーブルカーは夜間運行なし
施設料金:まやビューライン夢散歩 【ケーブル線(摩耶ケーブル駅~虹の駅間)】 片道:430円 往復:860円
摩耶山掬星台から望む、兵庫県神戸市や大阪府大阪市の夜景。手で星を掬(すく)える”ほどの絶景の夜景が遠くまで広がっていることからその名が付けられています。
標高約700mからは、1000万ドルの夜景と言われており、神戸市内はもちろん、大阪方面まで一望でき大パノラマの夜景を望むことが出来ます。息をのむような、言葉を失うほどの夜景とはまさしくこのことだと実感することとなるでしょう。地元では初日の出スポットでも有名で朝焼けがとても綺麗です。
稲佐山
所在地:長崎県長崎市稲佐町
アクセス:長崎駅前バス停より長崎バス3、4番系統(下大橋・小江原・相川行き)に乗車し約7分、「ロープウェイ前」バス停下車。徒歩約2分 車:長崎出島バイパスより、約15分。
営業時間:終日開放 (ロープウェイ の営業時間 9:00-22:00) 料金1,200円 (往復)
施設料金:無料
稲佐山から望む、長崎県長崎市の夜景で、標高は東京タワーと同じ高さの333m。ここからの夜景は1000万ドルの夜景といわれております。
ロープウェイに乗って徐々に夜景が見えていく様子も素敵です。
また、なんといっても足元に照らされるライトが雰囲気をより一層高めてくれます。デートには最高のスポットですね!
足元に目を向けるとハートのライトが一つだけあるので探してみて下さい。見つけられた方は幸せになれると言われているそうです。
日本三大花火
最後に花火編です
全国花火競技大会 大曲の花火
開催日:8月第4土曜
場所:秋田県大仙市
時間:昼花火17時30分~、夜花火18時50分~
打上数:約1万8000発
秋田県大仙市雄物川右岸河川敷(大曲花火大橋下流)で打ち上げられ約1万8000発の花火が夜空を彩ります。昼花火が17時30分~、夜花火が18時50分~で貴重な昼花火も見る事ができます。
昼に花火?と驚かれる方もいるかと思いますが暗くなってからの普通の打ち上げ花火を夜花火と呼ぶのに対して、昼物、昼花火として玉の内容によって区別しているようです。一般的には、運動会やお祭り、催し物や花火大会の開催を「ドン!」という音と共に知らせるものを思い浮かべるといいでしょう。
昼花火はスモークの色や形態で空に描き出したイメージと玉の出来栄えを競うもので、様々なアイデアと技術が込められています。音を出すと同時に赤、黄、緑、青、黒、白など様々な色付きのスモークがパラシュートに吊られてゆっくりと落ちてきて色も鮮やかです。
メインはなんと言っても競技花火!創造花火の部・10号芯入り割物の部・10号自由玉の部・昼花火の部の各部門に分かれており、全体の総合結果で内閣総理大臣賞という賞が決まり煙火業者に授与されます。自分で製造、持参して打ち上げることが大会への参加条件で、デザイン・色彩・創造性を重視して審査が行われます。
毎年進化のある各社素晴らしい渾身の玉が打ち上げられ観客を魅了します。
もちろん大会提供のワイドスターマインも必見です!
長岡まつり大花火大会
開催日:毎年固定の8月2日・3日
場所:新潟県長岡市
時間:19時20分~21時10分
打上数:約2万発(合計)
昭和20年8月1日の長岡空襲の翌年、長岡市民が復興に立ち上がり、毎年8月1日に「長岡復興祭」を開催。昭和22年に花火大会が復活して今年で70年を迎えました。毎年、72年前の長岡空襲の始まった時刻(8月1日午後10時30分)にあわせて慰霊の花火を打ち上げます。
空襲で亡くなられた方々への慰霊、復興に尽力した先人への感謝、恒久平和への願いを込めて、白一色の尺玉3発を打ち上げるとともに市内寺院の協力を得て同時刻に慰霊の鐘を鳴らします。
「長岡花火」の花火は「慰霊」「復興」「平和への祈り」の想いが込められており見ている私たちに感動を与えてくれます。
音楽とシンクロした「天地人花火」「この空の花」、「故郷はひとつ」や復興祈願花火のJupiterに合わせて上がる「フェニックス」は涙なしでは見られません。
土浦全国花火競技大会
開催場所:茨城県土浦市
開催時期:10月第1土曜
打上数:20000発
土浦の花火は毎年10月はじめに開催されます。これは実りの秋を祝い、農民の勤労を慰めるという意味もあるようです。
スターマインの部、10号玉の部、創造花火の部の三部門に分かれており、質の高さ日本一を競い、大曲の花火同様に内閣総理大臣賞が煙火業者に授与され華やかな芸術作品が夜空を彩ります。19時を過ぎると大会提供のワイドスターマインが複数の場所から同時に打上げられ、こちらも迫力満点です。
以上が日本三大夜景と日本三大花火の簡単な紹介でした。
私自身、夜景を好きになって撮影し始めて約7年。花火は2年目です。花火は駆け出しの初心者ですがとても奥が深いなと感じました。
なぜならその場にいかないと分からない発見がたくさんあるからです。日本各地の花火大会でその一つ一つの雰囲気も全然違います。各煙火業者の年々進化する花火、独特の花火演出。復興を願う花火・平和への願いを込めた花火、様々な思いのこもった花火を見ることで花火に対する気持ちも変わってきました。花火を知る前はただ綺麗!だとかの感想しか抱かなかったが、何回も見るにつれ花火の進化を確実に感じるとともに、なんといっても花火を運営するにあたり様々な苦労があっての開催なんだと感じました。
会場の雰囲気を目で体で感じることで本当の感動を味わうことができます。
夜景は行きたい時に気軽にいけるのがいいですよね。全く同じ夜景とは限りませんが夜景だったらまた天気の良い日に来よう!とか明日また行こう!が言えますが、花火はそう簡単には言えません。もちろん花火はやっていないと見れないですからね。なので特に一瞬の輝き・一夜限りの花火なんだと感じさせられます。だからこそ多くの人がその日に集まり一年越しの花火を楽しみにするわけですね。
夜景と花火だけに言える事ではありませんが、どれも一期一会なんだなと感じます。
みんなのYakei Memory☆